〈基礎から〉中国語文法

漢字使い分シリーズ|中国語の”思う”表現|「要」「想」「覺得」「認為」「以為」

日常生活で何気なく使い分けている「思う」という中国語。
慣れていけば大丈夫なのですが、初めは台湾人が使い分けている「確信度」のニュアンスや、使い方にちょっと戸惑いました。
日常よく使う5つの動詞を見ていこうと思います。

 

「要」:することが決まっている未来の意思、内容

「想」:したいなあと言う不確定な未来の希望

「覺得」:考え、意見を述べる、五感動詞と使える

「認為」:「想」の文章的表現、新聞やニュースなどで使われる

「以為」:勘違いしていた過去の内容

「要」

「これをやるんだ!」と自分の意思が決定している場合

意思・確定した未来の予定
(名詞を後ろにとって)◯◯が欲しい、(動詞を後ろにとって)〜をやりたい

・1杯のタピオカミルクティーください:我要一杯珍珠奶茶
→メニューの中からタピオカミルクティーに決定したという意思

・レストランでスタッフが何にしますか?:你要什麼?
→お店に来て注文することが決まっている、確定している

・会話の中で、アメリカ旅行に行くと言う場合:我要去美國旅行
→アメリカ行きの日程が既に決まっている

それぞれの背景は「既に未来の行動や意思が決定している」ことです。

「想」

どーしようかなあ、欲しいなあ、買っちゃおうかなあと迷っている状態

不確定の未来の希望、(予想で)〜と思う/恋しい

・ある暑い日、何か飲み物買おうかなあと考えている:我想要買飲料
→買うかどうかは決定していない

・街で綺麗な人を見た時、あの人モデルさんじゃないかなあ:我想她是不是一個有名的模特兒
→その人をテレビや雑誌で見たことないけど綺麗なので予想して意見を述べている

・ヨーロッパ旅行に行きたいなあ:我想去歐洲旅行
→行く予定もないけどただ行きたいなあーと考えている

日本人の感覚で、「〜したいなと考える」ときの希望に近い。

「覺得」

考え・意見を述べる、表す 〜と思う・〜と感じる

・日本で桜を見るにはどの時期がいいですか?と聞かれて、3月終わりから4月がいいと思うよ:我覺得最好從三月底到四月去
→日本人で知っている知識や自分の意見を述べる

・友達とレストランの味の感想を述べている状況で、私はあそこのレストラン良かったと思うよ:我覺得那家餐廳不錯
→食べてみた結果の自分の意見を述べる

「相手の意見を聞く・自分の意見を発言する時」に使う。

 

「覺得」を深掘りして考えていくと…

中国語は白黒はっきり!と思われがちですが、私の中で“前置き”的なのがやはりあるなーと感じます。

人に意見を言うときなど「私はこう思うな〜」と相手のことを考えながら発言してる人、結構多いんです。
街の中で耳に入ってくる会話で、良くあるのが
「おいしいね!」「え、私は普通だと思う」みたいな会話。
また「覺得」「感覺」は、日本語でも「なんかこう、ああ言う感じ!」 と言うようなハッキリと言えない、ほわーんとした内容の感覚も表せます。

「覺得」vs「感覺」

ふたつの使い分けを見ていきましょう!

①自分の考えを発言する時はどちらも使える
・私は海の方が好きだな:我(覺得/感覺)海邊比較喜歡
・台中に遊びにいきたいな:我(覺得/感覺)想要去台中玩

 

②形容詞の文はどちらも使える
・今日は本当に暑いね:我(覺得/感覺)很熱
・日本の食べ物は本当に美味しいよね:我(覺得/感覺)日本料理真好吃

 

③人に何かアドバイスをする時は「覺得」のみ
・赤色の服を着た方がいいと思うよ:我覺得你應該穿紅色的衣服比較好看

 

④その語自体が名詞となれるのは「感覺」のみ
・台湾夜市は賑わっていて、新年みたいな感じ:台灣夜市很熱鬧,過新年的感覺
・あの女性は美しくて神みたいな感じ:那位小姐很美,好像神的感覺

特に④の使い方はとても日本語に似ているので覚えてしまえば使い方が無限ですね。

「以為」

だと思っていた、主語+以為+間違っていたこと,(沒想到+事実)

こんな風に使われることが多いです。文脈からわかるように間違っていた、勘違いしていた、思っていたのは過去です。

・先に帰ったと思っていたよ!(まだ帰っていない):我以為你已經回家了,沒想到你還在這裡

・朝食が付いていると思っていたよ!(本当は付いていない):我以為有早餐

・これ好きだと思ってたよ(実際は嫌い):我以為你喜歡這個

 

 

個人的に1番気をつけたいのが「要」の使い方だと感じます。
動詞として使うことがないのでピンときませんが、台湾人にとっては解釈が明らかに違ってくるみたいです。

ぷけこ
ぷけこ
強い意志か、それとも迷っている状態か…

以前、日常会話を勉強するにはモノの売買だ!という記事をあげたのですが、“即決”か“買おうか悩む”…その状況が1番「要」を使う感覚がわかりやすいのでは、と思います。

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