〈基礎から〉中国語文法

過去のことを詳しく説明できる「是~的」文法

あまり深く考えずに、日本語で会話しているイメージを持つと結構しっくりくる場合もある中国語。
今回は、“会話のキャッチボール感”がある文法です。

“是~的”文法

“〜したんだ”という過去に行われた事柄の話の前触れがあり

・誰が?
・いつ?
・どこ?
・方法・手段は?
・誰と?

これらの内容を特に強調して聞きたい場合、“是~的”文法が使われます。

詳しく見ていきましょう!

中国語の形容詞文で「是」って強調したい時以外、一般的には使われませんという記事を挙げたことがあります↓

形容詞文はとりあえず「很」をつける/「是」は多用しない?中国語を学んでいる方が、1度は疑問に感じるであろうことの一つに 中国語の“副詞の使い方”ではないでしょうか? 語学学校の先生に毎日の...

中国語を習いたての頃、それじゃあ「是」は 全然使わないものと考えていいのか…!と勝手に解釈していたのですが、だんだんと要らないはずの「是」と文末に「的」がついた謎の文章が出てくるではありませんか!

もう頭混乱でした(笑)

今回紹介する“是~的”文法は「過去のこと」だと念頭に置いておくと会話もスムーズに行くと思います。

 

文法の用法

主語+是/不是+

1)在哪裡 (場所)
2)跟誰 (誰と)
3)怎麼 +動詞(方式、どうやって)
4)什麼時候(時間)
5)誰(誰が)+動詞(+目的語)+的または動詞+的+目的語
肯定文の場合、「是」は省略できます

考えたら友達との会話でも上のような会話って「〜行ったんだ」と友人が話し始めたら「え、誰と行ったの?」「へ〜いつ行ったの?」など、ありふれた事を聞きますよね。
それをイメージしながら以下の文を見てみてください。

〈前触れの文〉

ぷけこ
ぷけこ
昨日外にご飯食べに行ったんだ〜:我昨天在外面吃飯了

 

・どこのお店で食べたの?:你是在哪裡吃的?

・1人で行ったの?:你是一個人去的嗎?

・どうやって行ったの?:你是怎麼去的?

・夜に行ったの?:你是不是晚上去的?

こんな風に話の展開をしていく場面で、”是~的”が存分に発揮されます。

例えば上の質問に対してそれぞれ答えるとしたら以下のようになります。

・台北101駅近くで食べたよ:我們是在台北101站附近吃的飯

・1人じゃなくて、旦那さんと言ったよ:不是,我跟老公一起去的

・MRTに乗って行ったよ:我們坐捷運去的

・夜じゃなくて、朝行ったよ:我們不是晚上去的,是早上去的

中国語で考えると限定的な内容だなーという印象かもしれませんが、日本語でもこんな会話してるな、と思うといわゆる“会話のキャッチボール感”がありますよね!

・これ誰が書いたの?:這本書是誰寫的?
・私はフランスから来たんだよ:我是從法國來的
・彼って昨日の夜来たの?:他是昨天晚上來的嗎?

注意点

ひとつ注意なのは“所有している”という「有」に関して…
質問として使う場合、前触れ文の動詞を大体使って聞き返せばいいのですが、「有」の場合、所有は現在の話なので文脈から考えて

“誰と持ってるの?”
“什麼時候+有:いつから持ってるの?”

は中国語の文として不自然です。

“什麼時候+買:いつ買ったの?”と動詞を変えて聞いた方が違和感のない質問になります。

〈前触れの文〉

ぷけこ
ぷけこ
 ボスの奥さんは時計をひとつ持っている:老闆的太太有一個手錶

 

・誰と持っているの?←内容がおかしい

・どうやって持ってるの?←内容がおかしい

・いつ買ったの?:她是什麼時候買的?

・その時計ってどこのブランドの?:她的錶是哪個名牌的?

文脈を考えると、全ての文章に対して「どこで、誰と、どうやって、いつ、誰が」の質問を投げかけられるわけではないです。
“是~的”文法が当てはまらない場合もありますのでそこは注意が必要です。

 

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