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きちんと使い分けたい漢字シリーズ|欠席、休暇「お休み」|高学歴台湾の学業ルートって?

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台湾の新学期は9月で上期・下期の編成になっています。
上期が7月の上旬で終わり、今は夏休みに突入です。
なので、日本とおんなじ感じですね〜!



でも、日本みたいに桜のさく4月に新学期、という国は世界でも少ないですよね。
このせいで台湾で日本人学校に通うとなると、時期によっては半年間学校に行けない、みたいな宙ぶらりん状態になっちゃう場合もあるようで。
まだまだ知らないことってたくさんあるな〜って思います…!

今回は、そんな「おやすみ」に関する中国語の使い分けシリーズです。

休みを取る:請假

日常的に体調が悪くなったり、予定ができて“お休みにしてもらう”ことってありますね。
職場では、ちょっとお休みをもらいたい時には有給休暇で休みを取りますね。

休みを取る:請假(ㄑㄧㄥˇ ㄐㄧㄚˋ/qi ˇng jiaˋ)

・明日お休みをもらってもいいですか?:我明天可以請假嗎?

・何のお休みにしますか?:你要請什麼假?

「休息」は時間的に短い“ひと息、ひと休み、休憩”です。

病欠:請病假
用事(前半休、後半休みたいな用事を済ませるための休み):請事假
結婚:請婚假
産休:請產假
有給休暇:請年假

・何日間取りますか?:你要放幾天假?

 

そういえば、台湾は年休がちょっと面白く。
風邪っぽいなと感じたらきちんと「病欠休」があるので、「休めるラッキー」ぐらいの感覚の人が多いみたいで、日本人みたいに体調が悪くても会社に行くなんてありえない!らしいです(笑)

さらには、台風の季節には「台風休暇」があります。
政府の発表の下、翌日会社に行くか、行かないかが正式決定されるようで、これも毎年ケースバイケース。
ちょっと論争があるので面白いです。

休みにかける意気込みを感じますよ(笑)

 

学期休みなど:放假

決まっている“春休み”などのお休みを意味します。
中国語でそれぞれの季節はこんな風にいいます。

「放假(ㄈㄤˋ ㄐㄧㄚˋ/faˋng jiaˋ)」

〈季節〉
春:春天(季)
夏:夏天(季)
秋:秋天(季)
冬:冬天(季)
雨季:雨季/梅雨季

上期と下期で2学期あります。
学期:學期(上期+下期)

・春休みの時、何をする予定ですか?:你放春假的時候,打算做什麼?

・いつから私たちの休みになるか知ってる?:你知道我們什麼時候放假嗎?

春休み:春假(ㄔㄨㄣ ㄐㄧㄚˋ/chun jiaˋ)
夏休み:暑假(ㄕㄨˇ ㄐㄧㄚˋ/shuˇ jiaˋ)
冬休み:寒假(ㄏㄢˊ ㄐㄧㄚˋ/haˊn jiaˋ)
学期が終わるときにある2週間ほどの休み:學期假

 

「何年生?」と「何回生?」

ちょっと脱線しますが、
「何年生?」と「何回生?」という聞き方も違います。

学年を問う動詞
「念(ㄋㄧㄢˋ/niaˋn)(動詞):専攻している、勉強する、声に出して読む」

 

小学生など小さい子に聞く場合

・小学校何年生?:你念小學幾年級

・2年生です:念二年級/ 念小二

 

大学生に聞く場合

・どこの大学に行ってるの?:你念哪裡的學校?

・東大だよ:我念東大

・学科なに?(専攻):念什麼系?

・外国語系:念外文系

・何回生?:你念大幾
(大学の学年を聞く時は“年級”よりも大幾と聞く方が幼稚さがないそうです)

・4回生です:我念大四

 

台湾の学業ルート

基本的な学業の流れは

幼稚園→小学校→中学校→高校→大学→大学院になっています。

幼稚園:幼稚園/幼兒園(後者はもともと大陸でのみ使われていましたが、最近は台湾でも使われます)
小学校:國小/小學
中学校:國中/中學
高校:高中
大学:大學
大学院:研究所
博士:博士

ちょっと裕福な家庭は、小さい頃からアメリカやカナダに移住や留学に行かせるパターンもかなり多いみたいです。

一般的に大学卒は当たり前、そのあとの大学院にももちろん行くという人も多いようです。
日本では大学卒業する前に就職先を決めるのが一般的ですが、台湾では卒業後に仕事を見つけます。
院卒=お給料に直結になるんですね〜

せめて高学歴はキープしよう、いや、むしろ人の顔色を見て働くよりは起業して2、3人でも小さな会社を持ちたいという若者が増えているようです。
台湾の新店舗できた!と思ったら、え、もう撤収?!みたいな企業へのフットワークの軽さを住んでて感じます。

日本人で台湾で活躍したい!という人で、でも実は高度な専門性がないと高卒ではほとんど門前払いなのだそう。
ワークビザ発給などはかなり厳しいという壁が立ち塞がります…
日本語教師の資格がある、とか
日本で前職の経験がある、とかじゃないと厳しいようですね〜

 

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