〈基礎から〉中国語文法

中国語文法「才」使い方6つ|日常会話で「やっと」「たった」を表現できる便利ワード

中国語文法、同じ単語なのに全然意味が違うじゃないの!というやつです。

話者の感覚で

✔︎「あ〜、やっと〇〇したなあ、長かったなあ」と感じること
✔︎「え、たったこれだけ?まだまだ早いなあ」と小さい・少ない量を表現する時

 

どちらにも「才」は使われます。
今回は副詞の中でも使用頻度の高いこの「才」の表現について詳しくみていこうと思います!

「才(ㄘㄞˊ/caˊi 」

用法①:時間的に(期待よりも)遅い

時間詞(TW)+「才」の形で、“やっと、ようやく”
話者にとって遅いと感じている感覚を表現できる
ちょっと今更感が出てしまう場合も。

・まだチケットを買えてないから、来月ようやく日本に行くよ:我沒買到機票,所以下個月才到日本去

・昨日は課題が多くて、夜中の12時にようやく寝た:昨天的功課好多,我半夜12點才睡覺的

・彼女なんで今頃きたんだろう?:她怎麼現在才來?

・2年間仕事を探して、先月ようやく仕事を始めた所なんだ:他找工作找了兩年,上個月才開始上班的

用法②:“たった”“まだ”という少なさ、早さの表現

主に「才」+時間詞(TW)の形で
話者にとって“まだ、たった”という期間の短さ、少なさを表現できる。

・急がなくていいよ、まだ7時だもん、まだ授業始まってないよ!:別著急,現在才七點,還沒上課呢!

・中国語を勉強してまだ1ヶ月なの?とっても上手だね:你學中文才一個月嗎?你的中文這麼好!

・今日パン1個しか食べてないの?:你今天才吃了一個麵包嗎?

・台湾ではタピオカミルクティーが1杯たったの50元:在台灣一杯珍珠奶茶才五十塊錢

用法③:〜したばかり

時間詞(TW)または短時間の語+「才」の形。
話者は、その起こった事柄が“最近”“遠い昔じゃない”“数年のうち”ということを強調しています。

・ちょうど先週コップ割っちゃったんだ:我上星期才不小心打破一個杯子

・昨日水餃子食べたばっかりたから、今日は違うものがいいな:我昨天才吃過水餃,今天想吃別的菜

・彼は3年前に大学卒業したばかりだから、まだ30歳ではないね:他三年以前才大學畢業,所以還不到三十歲

用法④:〜をすれば、〇〇ができる(条件の提示)

〜をすれば(〜しなければ)、それに続く一般的には未来の行動・状況がうまく進む(進まない)という条件を提示する。
前半の条件を述べる文章には、“得”“要”“為了”“因為”などの語が使われ、
後半に続く文章には“才可以”“才會”“才知道”などがしばしば使われます。

もし「才」の文章が「是~的」の文法と一緒に使われた場合、完了した事項であることを示す。
語尾は「了」はつかず、事実を強調する「呢」または過去を強調する「的」がつかわれるので注意!

過去のことを詳しく説明できる「是~的」文法あまり深く考えずに、日本語で会話しているイメージを持つと結構しっくりくる場合もある中国語。 今回は、“会話のキャッチボール感”がある文...

 

・新郎新婦は良い日取りを決めて、ようやく結婚できる:新人得選好日子,才能結婚

・部屋の契約がもうすぐ切れるから、彼は家を探してるんだね:因為合約快到期了,他才找房子搬家

・夏は観光客が多いから、ホテルを先に押さえないと泊まれなくなっちゃうよ:夏天觀光客不少,一定要先訂好旅館,才不會找不到地方住

・天気が良ければ行くわ:天氣好,我才去

・英語が話せるなら、この仕事ができる:你會說英文,才可以做這個工作這個工作

・18歳にならないとお酒は飲めない:你到了十八歲才可以喝酒

・家についた後でようやく携帯がないことに気づいた:我到了家,才發現手機不見的

用法⑤:〜のせいで、やっと〇〇する

強い理由があったために、(しょうがなく)〇〇した、という物事の順序に焦点を当てた内容。

・仕事のストレスがやばくて体調を崩して、ようやく仕事を辞める決心がついた:因為工作的壓力太大,健康出了問題,我才決定辭掉工作

・仕事がずっと忙しかったから、未だにわたしは結婚できてない:因為我的工作一直很忙,才到現在還沒有結婚

・親の面倒を見ないといけなくて、田舎に帰ってきたんだ:因為我必須照顧我爸媽了,才回鄉下來的

用法⑥:反対意見を述べる

A:今日の地震大きかったなあ:今天的地震好大!

B:今日の地震は大きくないよ、前回の方が大きかったじゃん:今天的不算什麼,上次的才大!

A:中国語の文法って難しいよね:中文的文法好難

B:いや難しくないよ、日本語の方が難しいでしょ:中文的文法才不難,我覺得日本文法更難

 

 

「才」の使い方は、噛み砕けば“やっと”と“まだ早い”この2パターンかなと思います。
頭で理解したはずが使うには難しいですが…

日本語でも例えば、天才〇〇少女!という紹介があって、たしかに才能がすごかったら「この子、まだ5歳なの!?」と“まだ”と強調したくなりますよね。
そんな日本語と同じような感覚で使えるようになるといいな〜…と思います!

 

 

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