今年の夏休み、お子さんとの思い出作り…って言ったら、
やっぱり大阪・関西万博、気になりますよね!?
「まだ小さい子連れだと、あの広い会場、おすすめの回り方はあるのかな?」
「パビリオン予約って、実際取れるの?!」
「子連れ優先サービスってあるの?」
「ランチや子供の食べるものの確保はできる?」
などなど、楽しみ!と同時に不安に思ってるママパパも多いんじゃないでしょうか?
大丈夫です!
先日、6月に幼稚園の代休を利用して平日2日間で実際に4歳と2歳の子どもたちを連れて万博へ行ってきました。
梅雨なのに、今年初の30度越えの気温を叩き出し、猛暑の中遊んできました。
そもそも万博に行く前の事前準備が重要って知ってましたか?
行ってきた感想、これからの夏休みでも快適に過ごせる「これならいける!」な対策を、ぎゅっと詰め込みました。
✔︎ パビリオン予約なしでも、避暑しながら楽しめるおすすめスポット
✔︎ 快適に過ごせる、おすすめの持ち物リスト
✔︎ 「知ってて良かった!」な子連れに嬉しい万博のサービス
この1記事を読めば、ちょっと不安で、ちょっと全貌が見えない子連れ万博の過ごし方がまるっと分かっちゃいます。
これが本当にリアルな声。正直な感想は..

不完全燃焼感は絶対残る。
でも、雰囲気はやっぱり楽しいので、ぜひ出かけてみてほしい!
多分、遠方からわざわざ行くなら…と意気込んでいく人が多いと思います。
しかし、子連れに完璧などない!(笑)
1日で朝から晩までフルで調べたやりたいことを全部やりきる!というのは、
子連れではまず諦めた方がいいかも。
遠方から万博目当てで行くなら、2日間は行きたいところ。
宿泊費が高いと思いつつ、調べると意外とありました。
我が家はアゴダを使い、直前割引で1泊あたりが半額のアパートタイプを予約できました。
割引もあるから、ぜひチェックしてみてね!↓
暑さと大行列に行き場を失った我が家。
1日目は雰囲気を掴んで、2日目に超追い込みで、ようやく楽しんだかな、くらいの着地となってしまいました。
そもそもパビリオンの予約は複数人だと取りづらいし、
予約抽選で外れてしまうと、当日予約に全神経を注ぐしかないのだけど..
当日空き枠争奪戦は希望薄、予約なし入場に長時間並ぶことを考えると..
・世界から集まった壮大な建築物が大集結した雰囲気を楽しんで
・人生で一度も食べないかもしれない世界中の料理を日本の衛生基準で楽しんで
・初めて聞くような国に出会って、学んで、
あ〜楽しかった!いい経験だった!と自分の中の全力を出すのがいいと思います(笑)
1日目は、当日予約のシステムを分かっていなくてトライせず、
「どこのパビリオンが子連れで楽しいか」しか調べていなくて
ベビーカー優先で行けるパビリオンの情報も仕入れずに、どこのパビリオンも行けずに早々に帰ってしまった!
今でも悔しい〜。完全に「やっちまった」じゃないかああ!と、心折れている私です。
楽しみ方の調べが足りなかった、
そもそも予約なしパビリオンが結構多いのに、二日間でなぜ2つしか行けなかった?!
親にも頑張って来てもらったのに、楽しみを提供できなかった!と後悔の念が…
珍しく、まだ引きずってます…
そんなふうにならない為に、皆さんがイメージを持てるように万博の概要とアドバイスなどをブログに残していきたいと思います!!
まずは私たちの遊んだ条件をご紹介
・平日2日間とも 東ゲート10時入場枠
・移動含め3泊4日、万博へは宿泊施設から市内メトロを利用
・1日目は名古屋から両親も参戦(西ゲート9時入場)
・パビリオンは7日前抽選で1つのみ当選(2日目)
・1日目は16時には会場を出た
・2日目は19時まで滞在
万博に行くと決めたらまずは入場日を決める
①チケット購入→万博IDを登録し、マイチケットという個人管理ページを開設
②入場日(6ヶ月先までOK)・時間・ゲートを指定(完了したらパビリオン予約が可能に)
③パビリオン抽選にエントリー(2ヶ月前、7日前、3日前空き枠)
④入場10分後〜 当日エントリー(会場端末・マイページ・アプリ?)または会場で予約なしで並ぶ
※チケットは家族で行く場合、代表者がマイページを作り、全員分のチケットを登録すればOK
※チケット毎のIDナンバーで管理するため、すでに持っているチケットを他者に受け渡しすることもできる
※入場日の変更は3回まで変えられるので、予定が立ったら9時の1番最初の枠を押さえるが吉!
※楽天商圏の方は、入場チケット購入は楽天トラベルがお得。
楽天トラベル経由で入場パス購入すると、楽天ポイントがもらえる!
人数が決まっていて、9時枠が上限数に達すると10時、11時の枠に回るしかありません。
こんな感じで9時枠は「満員」で予約できなくなります↓

絶対外せないパビリオンがあるなら絞ってトライ
パビリオンは「絶対」があるなら、時間を刻んで第5希望までエントリーすべし
「完全予約のみ」または「予約があるとスムーズ」なパビリオンには、事前に予約抽選があります。
2ヶ月前抽選はやっていないのでなんとも言えないのですが、
7日前抽選では、第5希望までエントリーできます。
抽選方式なので、複数の時間帯や第5希望まで設定してエントリーしても、第1から順に抽選し、第5まで外れれば予約は取れません。予約なしも、ザラにあるというわけです。
もし「これだけは絶対見たい!」というパビリオンがあるなら、時間をずらして第5希望まで全部1つのパビリオンで埋め、当選確率を上げましょう。
ただし、子連れでの移動や、ご飯、予期せぬ子どもの体調などを考えると、あまりガチガチに予約で固めすぎないのが賢明です。
私が行った日は、猛暑ということもあり、長時間多くの人を炎天下で待たせないためか、「予約なしで当日並ぶ」ことすら制限されてできませんでした。
パビリオンは朝イチor夕方以降がおすすめ
9時入場枠は押さえたい
他の発信者の方たちも言っているように
9時に入場すれば予約なしでも案外いける!とのこと。
朝イチを狙うか、夕方(大体18時以降)からの予約なしリリースで
一気に楽しむかのどっちかがおすすめ。
とはいえ、人気なところは1時間待ちもザラにあったので、ご注意を。
特に西ゲートは、市内から1000円〜2000円ほどのシャトルバスを別途予約して行くしか入場選択できないので、いわゆる課金組ですよね。
または、県外からの万博door to doorの夜行バスなど。
なので、入場もスムーズで、
お金をかけた分だけパビリオンも回れて、ある意味元は取れるかも。
これからの猛暑の時期では
朝にパビリオン数箇所、気温が上がってくる日中は早めにクールダウンを兼ねて室内でランチ、
または室内遊び場、風が抜ける涼しい遊び場(後でイチオシをご紹介)で過ごして、体力を回復。
夕方以降もいくつか狙う、というのがおすすめの過ごし方です。
3日前抽選は、23時ごろからマイページに入ってスタンバイ
7日前抽選に外れたとしても、3日前の空き枠エントリーというものがあります。
しかし、夜中0時からエントリーできますが、マイページに事前に入っておかないと
「順番にご案内します」とページに制限がかかり、平気で40分待ちとかになります。

22時から入っていたのですが、一定時間動きがないとタイムエラーになってしまうので、注意してくださいね。
各パビリオンの予約なしで遊べるところを回る
避暑にも使える、予約なしでも入れる無料エリアや、展示の一部、または屋外の体験型スペースをうまく使う
パビリオン予約ゼロでも楽しめます。
各パビリオンには、室内に入って体験するメインから切り離された(?)予約なしでも入れる無料エリアや、展示の一部、または屋外の体験型スペースが用意されていることが多いです。
夏の万博を乗り切る!暑さ対策とおすすめの持ち物
6月でも30度超えを経験した我が家が痛感したのは、徹底した暑さ対策が重要だということ。

東ゲート10時入場枠でも、みんな9時半くらいに駅到着のイメージで入場列を作り始めます。
夢洲駅には、大阪の緑色の中央線のみが乗り入れしていて、2分に1本電車がサクサクきます。本数の多さと、ホームとの段差、隙間の無さは感動ものでした!
が、
結局、屋根無しの炎天下で1時間半並んだので、子どもが無口になるくらい一番堪えました。
息子たちよ..密集+進まないイライラ+屋根や風のない場所で、よく頑張った…
持参して良かったものは、この7つ。
印刷した会場マップ
今回、大阪万博では紙のマップを無料配布していません。
会場では200円で販売されています。
携帯でいちいち大きくして見るのは、場所の把握に不便で
やっぱり紙のマップは1つは欲しい。
セブンでA3カラー印刷で160円かかりましたが、あると便利です。
上級者は、マップを中に挟める下敷きに入れて持参。
紙がへたらないし、折って広げて、という動作がないのでスマートな印象でした。
チケットQRコードのスクショ
入場、パビリオン予約、予約パビリオン入場など全てチケットのQRコードで管理します。
スクショを取って素早く対応が推奨されています。
ちなみに、3歳以下は無料ですが、パビリオンによっては1座席分取るのに必要な場合もあるので、家族全員分入手し、スクショも全部撮ります。
マイチケットのログインに時間がかかる場合がある、
毎回全員分のチケットを開いて、、とやっていると携帯の充電がすぐ無くなります。
紙で印刷し、首からケースに入れて提げている人もいました。
QRコードがないとパビリオンに入れなかったりするので、電池切れで見せられないピンチを回避するために、紙で持っているのもおすすめ。
冷却グッズ
ハンディ扇風機、冷感タオル、凍らせたペットボトルを持っていくのもおすすめ。
お水の給水は可能で、どこの給水所でも冷たいものが出てきます。
透明なペットボトルは不可、と注意書きがありますが、
ボトルを持ちながら、奥側のセンサーに手をかざしていると連続給水ができます。

コンビニは、ローソン、セブン、ファミマとありますが、
ペットボトルが凍っているものや、ガリガリ氷系のアイスなどは売り切れや販売がなく手に入らないことが多いです。
保冷バックをうまく活用して持参するのがベスト。
日差し対策
大屋根リングの下以外は炎天下です。
広範囲を歩くので、首の後ろまでカバーできる帽子は必須。
サングラスもあれば完璧です。
日傘は賛否両論ありますが、私はベビーカーを終始推していた+長時間並ばなかったので、持ってはいたものの使いませんでした。
着替え(親も子も)
汗をかいたり、水遊びスポットで濡れたりするので、下着からアウターまで1〜2組の着替えは必須。
夕方になると海風もありグッと涼しくなってきます。
我が家は、昼寝の後に総着替えしました。
食べ物持ち込みOK
会場内には飲食店がたくさんありますが、子どもの好みやアレルギーを考えると、おにぎりやパン、ゼリー飲料など、食べ慣れた軽食や飲み物を持参できるのは大きなメリットです。
行ってみると、コンビニの食べ物の品揃えはかなりよく、補充も十分でした。
ローソンで唐揚げくんも品切れなく売ってました!
持っていきすぎても腐ったり違う心配が出てくるので、
現地調達(コンビニは通常値段!)できると念頭に。
充電器・モバイルバッテリー
これは普段充電1日持つから〜なんて思っていても、あると安心。
朝から晩まで写真を撮りまくって、
パビリオンの当日予約状況をこまめに見ていたら、すぐ無くなります。
当日予約は端末が吉→おすすめの予約端末場所
端末操作は1人3分、予約が取れるかは運次第、空きが出たら悩む暇なく取るべし
パビリオンの当日予約は、他の時間にすでに予約があると取れません。
予約したものに参加した後に、次の予約がとれるシステムです。
なので、早い時間帯のものからどんどん取っていくのが
多くのパビリオンを回るカギです。
ずっと携帯のマイページでチェックするのもいいですが、
使いやすかったのは会場内に設置されている当日予約用の端末。
携帯では、ページの構造上スクロールが多くなる、操作しにくい、更新にも時間がかかる。
特に大人数の場合は、座席わずかの「△」が出ていても、
「人数分の座席確保はできません」と後出しで表示が出るので、「ないんかーい!」となります。
一方で、端末はパビリオン毎にあいうえお順に一覧で出てくるので
空き状況が見やすいです。

設置場所は事前にマップで確認しておくとスムーズです。
1番おすすめは、「EXPOメッセ WASSE」近くの、子供の遊び場横にある当日予約端末。比較的人が少なく、10分ほどで順番が来ました。

会場の子連れサービスを活用
ベビーカー、迷子リストバンド、トイレは要チェック

✔︎ベビーカーレンタル
会場内ではベビーカーの無料レンタルサービスがあります。
4歳までの子供が対象で、東西ゲートにそれそれ借りる場所があります。
我が家は、1台は持参し、まだ昼寝が欲しくなる4歳の分は当日会場で借りました。
荷物も置けるので、借りていて損は無しです。

日本製のベビーカーで、ひさしが全面カバータイプで優秀でした。
でも、座面がビニール製で通気性は良くないので、夏は汗だく必須です..
ちなみにベビーカーの雨具レンタルはありませんので、カッパとかはいるかもしれないです。
✔︎迷子リストバンド
万が一の時に備えて、お子さんの名前や連絡先を登録できる迷子リストバンドの利用がおすすめ。バンドのQRコードから親に連絡が入るようになっています。
ベビーカーを借りる際に、一緒に入手できます。
✔︎トイレ事情
全体的に、会場内にはトイレ設置がとっても多くて安心です。
トイレのデザインも色々と凝っていて、今どきのジェンダーフリートイレもあり。
ベビーカーで並んでいると、清掃員さんが多目的トイレの前に案内してくれ、
「こちらは子連れさん優先でお願いしまーす」と声掛けをしていただけました。

授乳室など表示がでかでかとあるわけではないのですが、
インフォメーションに設置があったり
涼しい清潔な環境も準備がありました。
気になる万博フードは?夜は割引もあり
今回、パビリオンがなくても楽しみたいと思っていたのは、各国の料理。
日本の衛生基準で、世界のご飯が食べられるのは万博ならでは。
子どもがご飯を食べられる条件やタイミングが合えば、ぜひ日本食よりも海外の料理にトライして欲しいです。
値段は、各国フードが集まったフードエリアで大体1500円〜3000円前後。
初日に食べたチキンビリヤニ(スパイスがしっかりした東南アジアのチャーハンみたいなもの)は、2000円でしたが量も十分。
テーマパーク価格で考えたら、そこまで驚きはしないかな、と。
2日目はタイミングが合わず、日本食のレストランに入りましたが
カレー2品とお子様ランチで合計6000円。
エスニックを求めていた私には、これは出費がデカすぎたと痺れたランチになりました。
意外だったのは、夜19時すぎたあたりからフードブースやコンビニでも売れ残りを避けるために割引価格になること。(当日限りのサービスなので、保証はできませんが、見かけたらラッキー!)。
2日目にヘトヘトでローソンで夜ご飯を調達し、ベンチで食べた後にアイスを買いにもう一度入ったらおにぎり全品30%オフになっていました。
帰り時間と交通手段
退園時間によっては、夢洲駅まで迂回ルートが作られ時間がかかる。
電車の本数は2分に1本の間隔で運行、すぐ次の電車を待てば必ず座席に座れる感じでした。19時時半までいましたが、中央線はベビーカーに子どもが座って乗車していても、そこまで混んではなく、余裕な感じでした。
2デイだったので、初日は早めに切り上げ体力を温存し、2日目に長めに滞在しました。
まとめ
この記事では、よし、万博いくぞ!となったら読んでほしい、事前準備や万博ってどんな感じなの?という概要をお伝えしました。
インスタにはおすすめのパビリオン情報は多いけど、万博に行く前に準備がこんなにもいるなんて!と感じたので、今回まとめてみました。
チケットはあるけど、なんかよくわかんないんだよなあ、という漠然とした不安や不明瞭さが解決したら嬉しいです。
これから梅雨明け、夏休みにかけて子連れ万博旅行者が増えてくると思うので、
一助になれば幸いです。
当日の動きや、おすすめの遊び場、体験談などは次の記事であげようと思いますので
乞うご期待!

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