雨が降った日、猛暑の日、そして真冬。
「今日、子どもとずっと家かあ」と朝の天気で気持ち重めになったりしませんか。
屋内の遊び場は料金が高かったり、走り回れるとちょっと施設の方に注意されたり。
元気に走りたい盛りの子供に適した広さではないことも。
かといって家にいると、有り余った体力の行き場がなくて結局動画を見る流れになっちゃったり、と心身的なモヤモヤもあったりと大変なことになります。
そんなときの答えのひとつが、中部国際空港セントレアの中にある「フライト・オブ・ドリームズ」でした。本物のボーイング787の真横で、子どもが思いきり体を動かせる。
ちょっと早めに行きがちで時間を持て余しがちな空港でも十分に遊べて、しかも入場無料です。
今回は、フライト・オブ・ドリームズの見どころと、行く前に知っておきたい情報をまとめました。
フライト・オブ・ドリームズとは|空港の中にある屋内テーマパーク
中部国際空港セントレアに併設された、飛行機のテーマパークです。施設は大きく2つのエリアに分かれています。
- フライトパーク(1階)…ボーイング787の展示と子どもの遊び場。入場無料
- シアトルテラス(2〜3階)…ボーイング創業の地シアトルをテーマにした飲食・物販エリア
全館屋内なので、天候や気温を気にせず過ごせるのが最大の強みです。そして空港内という立地なので、年中無休。思い立った日にいつでも行けます。
圧巻のボーイング787初号機|展示機として日本最大サイズ

建物に入ってまず目を奪われるのが、屋内にドンと置かれた本物のボーイング787です。
しかもただの実機ではなく、787の初号機「ZA001」。展示機としては日本最大サイズだそうで、真下から見上げると首が痛くなるほどの大きさです。写真では絶対に伝わらない迫力なので、ぜひ現地で体感してみてください。
展示エリアでは、本物のコックピットを見学できたり、パネルや映像で飛行機の仕組みや空港の仕事を学べたりします。

本物の滑走路の約3分の1サイズで再現された「空の滑走路」。床にラインが引かれていて、滑走路の上に立っている気分が味わえます。
キッズエリアが無料でここまで遊べる

フライトパークの目玉が、0歳から12歳向けのキッズエリアです。飛行機の真下という特等席で、子どもがのびのび遊べます。
遊具にはそれぞれ名前がついていて、エリアごとに遊び方が変わるのが楽しいところ。
- 夢見るの管制塔・星のこんぺい塔…登って、すべって、また登る。ネット、階段、はしご、ボルダリングと仕掛けが満載
- クラウドライン…管制塔のまわりをおさんぽ。エリアごとに足裏の感触が変わる仕掛け
- 虹のかくれんボックス…かくれんぼできる秘密基地のような空間
- 太陽と月の広場…木のすべり台、透明な壁へのお絵かき、ボールプール、マグネット遊び
特に小さいお子さん向けのコーナーがきちんと分かれているので、きょうだいで年齢差があっても両方が満足できます。お絵かきやマグネット遊びは、走り回るのに疲れた子のクールダウンにもちょうどいいです。
ここまで揃っていて無料というのが、正直よくわからないレベルです。
有料は「もくもクラウド」だけ|子ども1回300円
キッズエリアの中で唯一の有料コンテンツが、大型ネット遊具「もくもクラウド」です。
| 項目 | アトラクション・遊具案内 |
|---|---|
| 料金 |
・子ども:1回 300円 ・大人:無料 |
| 内容 | 地上約6mのネットトランポリン、スライダー |
| 対象 | 体を動かしたい年齢のお子さん向け |
地上6メートルの高さにあるネットの上で跳ね回れる、なかなか他にはない遊具です。
300円で子どもの体力を根こそぎ削れると考えると、むしろ安いかもしれません。
無料エリアだけでも十分遊べるので、様子を見てから追加するかどうか決められるのもありがたいところです。
ごはんもお土産も、シアトルテラスで完結
2階と3階のシアトルテラスには飲食店が入っていて、飛行機を眺めながら食事ができます。
飛行機を眺められる席も準備しているのは、ハンバーガーとスタバ。
簡易的なローソンもあります。
ショップにはシアトル直輸入のボーイング公式グッズが並んでいて、日本ではなかなか手に入らないアイテムも。飛行機好きのお子さんへのお土産や、大人の自分用にも楽しめます。
有料のフライトシミュレーター体験もあるので、本格的に飛行機を味わいたい方はこちらもどうぞ(予約優先)。
基本情報とアクセス
| 項目 | 施設基本情報 |
|---|---|
| 住所 | 愛知県常滑市セントレア1丁目1 中部国際空港内 |
| 営業時間 |
・フライトパーク:10:00〜17:00 ・シアトルテラス:10:00〜18:30 |
| 休館日 | 年中無休 |
| 入場料 |
無料 ※「もくもクラウド」のみ子ども300円 |
| 予約 | 不要 |
| アクセス | 名鉄「中部国際空港」駅から徒歩約5分 |
空港内の施設なので、授乳室やおむつ替え台、多目的トイレは充実しています。ベビーカーでの移動もしやすく、小さいお子さん連れでも安心です。
車の場合は空港の駐車場を利用します。滞在時間によって駐車料金がかかるので、長時間遊ぶ予定なら料金体系を事前に確認しておくといいですよ。
| 駐車時間 | 通常期 | 多客期 (お盆・年末年始・GW・3連休など) |
|---|---|---|
| 1時間あたり |
・入庫から1時間無料 ・以降 400円/時間 |
・2時間以内:400円/時間 (※30分以内の出庫は無料) ・2時間超:500円/時間 |
| 1日の最大料金 | 1,800円 | 3,000円 |
| 6日目以降 | 5日目までの料金に加えて +1,000円/日 |
同左 |
セントレア公式HPでは、フライト・オブ・ドリームズ利用時の駐車場はP3が推奨なのですが、実はP1の立体Aの方が近いです。
料金改定後、入庫から1時間は駐車料金が無料になったのが嬉しい!
旅行の前後に立ち寄るのもおすすめ
意外と見落とされがちなのが、空港を使う日にそのまま寄れるという利点です。
飛行機の出発までの待ち時間に子どもを遊ばせたり、逆に帰国後にひと息ついたり。
空港での長い待ち時間は子連れにとって鬼門ですが、ここがあるだけで難易度がぐっと下がります。
台湾駐在時は、セントレアからよく台湾飛んでいたのですが、飛行機に乗る前に本物の787を見せておくと、搭乗そのものへのワクワク感が全然違いました。

ただ一つだけ注意点としては、フライト前に遊ばせる時は時間に余裕を持って!
フライト・オブ・ドリームズ施設と第1ターミナルとの距離が結構あるので、子連れで機内に持ち込む手荷物などを持ちながらの移動は案外大変。
連絡バスもありますが、セントレアの駐車場構造上、すぐ横に位置しているターミナルなのに周回しないといけないのでどっちにしても時間に余裕がないと焦ります(笑)
▼台湾へのフライトならこちらの記事もどうぞ
まとめ|無料で1日過ごせる、雨の日の切り札
フライト・オブ・ドリームズは、屋内・無料・年中無休という三拍子が揃った施設でした。
- ボーイング787初号機を真下から見上げられる
- キッズエリアは0〜12歳向けで無料。遊具の種類も豊富
- 有料は大型ネット遊具「もくもクラウド」(子ども300円)だけ
- 食事もお土産も同じ建物内で完結
- 年中無休なので日曜でも祝日でも行ける
愛知には無料で楽しめる企業ミュージアムがいくつかありますが、数少ない「思いきり体を動かせる」施設。天気に左右されないお出かけ先として、ぜひ覚えておいてください。
▼愛知の企業ミュージアムはこちらでまとめています
▼乗り物好きのお子さんにはこちらも




