「うわあ、本当についてる!」ストレートすぎる話かもしれませんが、
男の子を授かって出産後、初めておむつ替えをした私の率直な感想でした。
タイトルにもあるように、「男の子のおちんちんケア、剥く?剥かない?トイトレもいつから始めるのが正解なのか…」と、
私もまったく同じ悩みを持っていました。
教員免許を持ち、現在は学童で20年勤めている私の母が
「私は子育てで読む機会がなかったけど、あなたは読んだ方がいいよ」と、お勧めしてくれた1冊の本がドンピシャで正解が書いてある。
全子育て世代のパパママに紹介したいと思います!
著者の岡田百合香さんは、数少ない女性の泌尿器科医師で、ご自身も男の子女の子を育てるママ。医療従事者の正しい知識できちんとしたケアの仕方が詰まっています。
全くエロ感のない、母親の知りたいこと全部詰まった育児書です。
この記事は、こんなことがわかります
✔︎なかなか聞きづらい、でも絶対に知っておいた方がいい「おちんちんケア」の話
✔︎男の子の赤ちゃん、おちんちん剥くの・剥かないの論のズバリ正解
✔︎男の子のトイトレの話
✔︎これからのジェンダー論や自宅でできる性教育、プライベートゾーンの伝え方
\レビュー高評価!Amazon・楽天で購入可能/
【公式】『おちんちんの教科書』(岡田百合香 著)はこちら
『おちんちんの教科書』ってどんな本?
この本を読んで、すごいと思った点が2つ。
✔︎「医師」という専門家の知識と、子育てをしている母目線での「子育てママのリアル」がわかっていて、母目線でも読みやすい
✔︎一般的にしっかり確認しにくいことの医学的正解が全て詰まっている
一般的に泌尿器科に勤める医師は男性が多いこと。
でも、実際に子供のお世話をメインでしているのはママのパターンが多いこと。そこで、医療現場と子育てリアル民とのギャップや意見の不一致がある模様。
今でこそ昔でいうイクメン、いやいやその前に自分の子供でしょってことで、今となっては死語ですが、私の周りにも子供との時間を大事にしたい!みたいな旦那さんとっても増えてきています。
その感じでちょっと世代間ギャップがありそうな先生に相談しても、「いや〜先生、子育て参加してないでしょ」って思っちゃうかもしれないですよね。
私自身は3姉妹。
今や男の子2人を育てるママとなり、見たことも聞いたこともない男の子子育ての悩みや疑問に日々ぶつかっています。
特に私自身は女子に囲まれる環境で育って、男の子を育てているママにとって「おちんちんケア問題」って、1番難題で解決策が見えないところ。
こういうデリケートな問題って、みなさんどこで解決していますか?
私は台湾で出産したのですが、入院や出産に関しての山のような承諾書類にサインしている際に「出生児に包茎手術を実施するかどうか」の項目がありました。
今となっては主人に「んー、まあいらないんじゃない?」と言われ、訳も分からず「不要」としていた項目も、この本を読んでようやく理解しました。
そもそも「包茎」ってワードを知らなかった…(笑)
世間一般論で言えば、男の子のおちんちんケアなど女性側がわかりにくいことに関しては、「お父さんお願いね!」と任せたいところですよね。
でも、実際に子育ての比重が多いのが母親。
頼れるはずの旦那さんにアドバイスを求めると「ほっとけばいいんじゃない」という放置タイプと徹底的に調べてこうした方がいい!と熱く自論展開してくる2極化なのだそう。
この本では、自分の子供が不必要な心身的侮辱や傷を負わなくてもいいように、
正しい知識をつけましょう、って教えてくれます。
先生がお勧めしているのは、自分たちの親世代にも読んでもらうこと。
一昔前の特におじいちゃんなんかで、良かれと思ってしていた行動が、今の時代にあっていないなんてこともあるそうなので、読んでもらう機会があれば家族全員でシェアした方がいいそうです。
トイレトレーニングは「トイレチャレンジ」に

以前友人が、幼稚園に入るのにお兄さん・お姉さんパンツになっていないと入園が許可されなくて。と言っているのを聞いて「え?」って耳を疑ったことがあります。
女の子、男の子、どちらの子供を持っても必ず通るトイトレの話。
トイトレは子供の個人差や親の心構え、誘導の良し悪しなんかも話題にはなりますが、
確かに子供と親にとっても一大イベントですよね。
ここで先生の知識の話なのですが、大前提として、
トイレに座って排泄をするってことは、人間の生理現象ではなく、社会的な約束事=「習慣」なのだそう。だから、練習しないと絶対にできることではない、と書いてあります。
最近では、トレーニングではなく、その時期が来たら自然と取れるという意味を込めて「おむつ外れ」という言葉を使うことも増えているようです。
トイレで排泄をするということは、できたり、できなかったり、一歩進んでは2歩下がって、みたいな長丁場。
そもそも「トレーニング」という言葉には、脳トレ、筋トレなどから連想する”訓練すればサクサク上達する”というイメージがあるものなので、それを踏まえて、
先生は応援の意味も込めて「トイレチャレンジ」という言葉を広めたいと言っていました。
そのトイレチャレンジの時期についても、泌尿器科医の知識から「子供のこういうサインを見逃さずに、開始しましょう」と書いてあります。
今振り返ってみると、一人目の時は、早い方がいいのかと思って2歳すぎ頃から初めていたものの、引っ越しや下の子の出産なども重なり、停滞、完全停止。
オムツが完全に取れたのは3歳半になる前。
日本で生活が落ち着いて、来週からいよいよ幼稚園入るぞ!と意気込んで本気を出したら2週間で完全にオムツ卒業。
夜のお漏らしも絶対しません。
下の子のトイレ嫌がっていた時期から、洋服の着脱や体の成長に伴って1ヶ月ちょっとで「トイレでする」ということが増えてきました。
確かにこの本の通りだなあ、と読んでいて ふむふむ。しかありませんでした。
性教育とプライベートゾーンの教え方
これは最近になって急に言われ始めた話だけど
公園や人目のあるところでオムツを変えない、とか、子供であってもプライベー度な部分は見せないとか。
普段気にしていると、田舎あるあるなのかジャブジャブ池とかでも、何にも着てない状態で遊んでいる子供を見ると、
「おおお?!」と違和感を覚えるようになりました。
意識高いとか、最先端系パパママとはではなく、世界的にそういう動きがあるみたいで。
日本でも、小学生以上(または〇歳以上)の子供が、異性の親との入浴を禁ずることがきちんと明記されるようになったり、
自分の子供世代には、もっとルールが明確化するんだろうなーって改めて感じました。
しっかり伝えていかないといけないなあ、とは思うけど、何から始めたらいいのか分からないのが現状。
そのふわっとした内容にも、しっかり答えて正解を出してくれるのが、このおちんちんの教科書。
「水着で隠れるところとお口は、大切なところだよ」と伝えましょう。
なぜこの本を全ママ・パパに読んでほしいのか
幼少期の男の子は、本当にこの手の話題が大好き。
リアルなクレヨンしんちゃんのしんのすけですよね。
この感覚は、母親の私には到底分からないけど、なんか楽しいらしい。
でも、それも成長の一つだと見守っているけど、
「いやいや、それ痛いだろおおお」と思う場面もちらほら。
本の口コミや感想にもありますが、検索するとエロ要素が強いコンテンツが出てきてしまったり、本当に知りたいことが出てこないですよね。
でも、周りにはなかなか相談しにくいし、なんなら定期検診とかで先生に聞いても、保健師さんや担当の方が専門医ではない女性だったら、自分の確実に安心できる答えはもらえないかもしれない。
書店で探さずに、楽天やAmazonでも入手できます。
これ一冊読んでおけば、正しい知識の元で男の子子育てができると思います!
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